COLUMN
ふたりで同じ時間にやらなくてもいい診断にした理由
私は今、婚活をしています。
婚活をしていると、「結婚する前に話しておいた方がいいこと」がたくさん出てきます。
子どものこと。 仕事のこと。 住む場所。 お金。 家事。 休日の過ごし方。 ひとりの時間をどれくらい大切にしたいか。
結婚相談所などでも、こうしたことを確認するためのチェックシートや質問項目が用意されていることがあります。
私自身、それはとても大切なことだと思っています。
ただ、自分で実際に婚活をしてみて、一つ気づいたことがありました。
「話した方がいいことが分かっている」ことと、「自分はどうしたいのか」が言葉になっていることは、別なんですよね。
たとえば、
「結婚したら、どんな生活をしたいですか?」
と聞かれたとします。
なんとなくイメージはある。
でも、それをその場で言葉にしようとすると、
「うーん……普通に仲良く暮らせたら」
くらいになってしまうこともあります。
本当はもう少し細かい感覚を持っているはずです。
一緒に食事をする時間は大切にしたい。 でも仕事中はそれぞれ集中したい。 休日もずっと一緒でなくていい。 家事はきっちり半分でなくても、お互いが納得できればいい。
そういうものが自分の中にあっても、突然聞かれると意外と言葉になりません。
二人で一緒に考えることにも、少しハードルがある
もう一つ感じたのが、「二人で話し合う時間を作る」ということ自体にも少しハードルがあることです。
もちろん、大切な話だからこそ二人で話す必要があります。
でも、
「今日は結婚観についてチェックシートを一緒にやろう」
となると、少し構えてしまう。
二人とも時間を合わせる必要がありますし、その場で答えなければならないような感覚にもなります。
相手を目の前にすると、
「これを言ったらどう思われるだろう」
と考えてしまうこともあると思います。
だったら、まず一人で考える時間があってもいいんじゃないかと思いました。
自分のスマートフォンで、自分のペースで質問に答える。
その結果を見ながら、
「自分はこういうことを意外と大切にしているんだな」
と整理する。
相手も別の時間に、自分のペースで答える。
そして二人の回答が揃ったら、
「ここは似ていたね」
「ここは結構違うんだね」
と話してみる。
最初から二人で正解を決めるのではなく、
一人で考える → 相手を知る → 二人で話す
という順番です。
だから「ふたりの診断」は、一人でも始められるようにした
私が作っている「ふたりの診断」も、この考え方を大切にしています。
名前は「ふたりの診断」ですが、最初から二人が同じ場所、同じ時間にいる必要はありません。
まず一人が答える。
自分の結果を見る。
そのあと相手に送って、相手にも答えてもらう。
二人の結果が揃ってから、比べてみる。
これは開発上たまたまそうなったのではなく、婚活をしている自分自身が、こちらの方が使いやすいと思ったからです。
そして、二人の答えが違ったからといって「相性が悪い」と判定することもしません。
むしろ違うところがあれば、
「どうしてそう思うんだろう?」
と話すきっかけになればいい。
そんな使い方をしてほしいと思っています。
結婚価値観診断や生活価値観診断は、まさにこの順番(一人で考える→相手を知る→二人で話す)を前提に作っています。
話し合う前の、小さな準備として
婚活では、大切なことを相手と話す場面がこれから何度もあると思います。
その話し合いをなくしたいわけではありません。
むしろ逆です。
ちゃんと話すために、その前に自分のことを少し知っておく。
「私はこう思う」と言える材料が少しあるだけでも、二人の会話は始めやすくなるんじゃないかと思っています。
「ふたりの診断」は、そんな話し合いの少し手前に置けるものを目指して作っています。
まず一人で考えてみる。 それから相手にも聞いてみる。
大げさな話し合いにする前に、二人のことを話す小さなきっかけになればうれしいです。
この記事は、私自身が婚活をする中で感じたことをもとに書いています。特定の婚活サービス・結婚相談所の公式見解を示すものではありません。
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